原駅ルーレット2人目 中田陽菜子

2015年8月19日。夏のクソ暑い時期の仕事を終わらせた俺はバイクで原宿へと急いだ。

SKEで馴染みの深かった牧野アンナが関わっている新しいアイドルグループのプレオープン公演。
招待制のライブなのに初回からいきなり遅刻した。

扉を開けたら白い衣装で統一された背の高い女の子達が自己紹介をしている最中だった。
丁度いかにもアジアンビューティー()的な顔立ちの子の自己紹介が始まるところだった。

「中田陽菜子です!よろしくお願いします!」

俺がこの現場に来て一番最初に顔と名前を覚えたメンバーだった。
「ふ~ん、ここではこんな子も出すんだ?需要あるのかね?...悪いけどこのグループはあまり可愛い子はいないな...」

後に俺はこのグループを最優先に追っ掛けるオタクになってしまうのだがその経緯は割愛。

中田と俺との縁は深い。
初めて覚えたのも中田だし初めてレスらしいレス(逢いましょう)を貰えてこの現場の魔力()を思い知らせて来たのも中田だし、
いわゆる選民プレゼントでずっと干されてた俺に乙女全員のサイン入り色紙を手渡してくれたのも中田だった。

中田のオタク達とは初期の頃からお世話になってるし、俺が推してた子が一番仲良かったのも中田だったし、中田からはストレンジャーの君好き指差し全部で5回来た(唐突にレスの話)。逢いましょうは12~3回ぐらいやってる(以下同文)。
なので乙女の推しがいた時もいなかった時も色々とお世話になってた子だし、

フェアリーズ舞浜とかふわふわ単独公演なんかに彼女が見学に来た時には軽く挨拶したら、凄く愛想良く笑顔で「ありがとうございます!」って会釈してくれたし、
スケブで「ウィンクして」とか「投げキッスして」とか書くとエースさん()なんかもうまず全員無視するのに(憤怒)中田は軽い調子で絶対にやってくれる。本当に良い子だ。

スノーボード帰りの車中の助手席で書き殴るように書いてるから、超まとまりの無い適当なブログになっちゃってるけど、
俺にとって中田陽菜子は推しじゃないけど俺にとっての原宿駅前パーティーズで最も大事なメンバーの一人でもある。

話せば長くなるから語り尽くせないし、もう他人には語れないような話もある。

16年の6月に1人メンバーが抜けて、16年の8月に一気に3人のメンバーが辞めた時、しばらくツイッターもブログも更新しなくなっていた。
そして17年の2月をもって、俺が初めてこの現場の扉を開いた時に、中田と一緒にステージに立っていたメンバー全員がこの場から消えて行った。

その後に兼任として合流した2人のメンバーも脱退。

一体どれだけツラい思いをしたのだろう。寂しかったろうな。
どれだけ苦悩を重ねたのか俺には想像も付かない。
これだけたくさん仲間が去って行ったら、自分がやってた事への自信も失い掛けてしまったのではないだろうか?

そういう事を一年中考えている。
俺から言える事は、中田は今までやって来た事は全て間違ってなかったからこれからも今まで通りにやって行けば良いよ、って事だけなんだけど。


こんな事を書いてた今日から、休養中だった中田が公演に復帰して、
さらにNEXTの兼任メンバーを追加して、久しぶりに7人っていう大人数体制になった。

今回は子供達を引き連れてのグループになるから初代とはだいぶ雰囲気が違うグループになるだろう。
それはそれで期待してる。

今回こそは中田が理想とするようなグループになれたら良いね。

初代乙女を第一にして応援してたファンとして中田の事はずっと応援して行きたい。

いつか何か話す機会があったら良いな。
NEXTですら握手会とかやるようになったのにね。
話したら話したい事なんて何時間分もあるし、今さら何を話したら良いのかも分からないかも。